上尾市（あげおし）は、人口約22.5万人の市です。県内では人口規模が上位に位置し、東京近郊の住宅都市として発展しています。古くから交通の要衝であり、中山道の宿場町「上尾宿」として栄えました。市名の由来は、鴨川と芝川に挟まれた高台にあるので、陸や高地を指す「上」、山の屋根を指す「尾」で「上尾」という地名になったといわれています。昭和30年1月1日、上尾町、平方町、原市町、大石村、上平村、大谷村の3町3村が合併して上尾町になり、3年後の昭和33年7月15日の市制施行で上尾市が誕生しました。現在では、大宮や都心へのアクセスの良さからベッドタウンとして人気があり、商業施設や公園も充実しています。
上尾丸山公園は、市民の憩いの場として親しまれ、自然豊かな景観と大きな池が特徴です。春には桜の名所として多くの人々が訪れます。また、上尾市文化センターでは、コンサートや演劇など多彩なイベントが開催され、地域の文化活動の拠点となっています。スポーツにおいても盛んで、上尾運動公園には競技場や体育館が整備され、市民の健康づくりやスポーツ振興に寄与しています。