伊勢崎市は、人口約21万人の市で、2005年に平成の大合併によって現在の形となりました。市名の由来は諸説ありますが、一説には伊勢神宮にちなんで「伊勢」と、河川の洲（さき）から「崎」をとって「伊勢崎」となったと伝えられています。伊勢崎市は、旧伊勢崎市と佐波郡赤堀町、東村、境町が2005年1月1日に合併して誕生しました。群馬県南部に位置し、関東平野の北端に広がる交通の要衝で、JR両毛線や東武伊勢崎線、北関東自動車道などのアクセスも整備されています。市の観光スポットには、日本遺産にも認定された「田島弥平旧宅」（世界遺産「富岡製糸場と絹産業遺産群」の構成資産の一つ）、伊勢崎市民の憩いの場である「華蔵寺公園」（遊園地や花見の名所として有名）、日本最大級の八角形木造建築「旧時報鐘楼」などがあります。また、市内を流れる広瀬川や粕川沿いの景観も魅力で、四季折々の自然を楽しめます。伊勢崎市はイベントも盛んで、夏には北関東最大級ともいわれる「いせさき花火大会」、秋には市の無形民俗文化財である「いせさきまつり」が開催され、多くの観光客で賑わいます。さらに、織物の町として発展してきた歴史を背景に、現在も「伊勢崎銘仙」と呼ばれる絹織物が伝統工芸品として受け継がれています。近年では、ものづくり産業が盛んな地域として自動車関連産業の集積地にもなっており、住みやすさと産業の活力を兼ね備えたまちとして発展を続けています。